悪質なブラックバイトの手口

※2016/10/26付け毎日新聞掲載の、藤田孝典さんの文章を参考にして本記事を作成しました。

定時以降の残業代も支払われていませんでした。店長の言い分は「管理職と同じ仕事をして、その責任を与えているのだから」と、支離滅裂。学生の知識のなさにつけ込む卑劣な言い分です。

B子さんはこれ以上仕事を続けられなくなり、辞めたいと申し出ました。すると店長は「店が用意した制服代5万円と、ナイフなどの道具代5万円を払わないと辞めさせない」と言い出しました。仕事を辞めたいという申し出に対する脅し、制裁金です。彼女はこのお金を渋々支払い、未払いの残業代請求もあきらめて店を辞めました。トラブルになって就職に影響することを恐れたからです。

これは違法です。刑法の恐喝罪、労働基準法の強制労働に該当します。大変重い罪です。

低賃金で便利に使えるアルバイト学生は、店にとっては辞められると困る存在です。そもそも、正規の労働者を非正規に置き換え、非正規をアルバイトに置き換えて人件費を削る動きが、この社会でずっと続いています。

特に飲食店、アパレル販売、保育現場で顕著です。正社員は店長だけで、他の従業員はすべて非正規かアルバイト。ある中堅学習塾では、各教室の責任者に大学生をあてています。

デフレスパイラルの二十数年でこの状況は拡大し、多くの会社が正社員を減らすなどの手法で人件費削減に向かいました。かつて話題になった「名ばかり管理職」もその一つ。管理職の地位と責任を与えながら残業代を削って実質賃金を下げる手口です。今回のケーキ店のケースは、そのアルバイト版です。

ブラック企業・ブラックバイトは、あなたの無知に乗じて攻めてきます。

毅然とNoを叩きつけましょう!

ブラック企業・ブラックバイトの存在自体を許さないことが大切です。

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やりがい搾取にご用心!

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