正社員同様の「バイトリーダー」はボーナスを要求できるか?その3

近年、この問題で注目されている条文があります。労働契約法の第20条です。

労働契約法第20条
 有期労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件が、期間の定めがあることにより同一の使用者と期間の定めのない労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件と相違する場合においては、当該労働条件の相違は、労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度(以下この条において「職務の内容」という。)、当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して、不合理と認められるものであってはならない。

わかりにくいですが、要は「期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止」が

規定されています。

つまり、有期雇用の労働者と、無期雇用の労働者(正社員など)との間に労働条件の違いが

ある場合にも「職務の内容」、「職務の内容及び配置の変更の範囲」、「その他の事情」

を考慮して不合理と認められるものであってはならない、ということです。

この条文は平成25年4月1日から施行された新しい条文なので、まだ裁判例も少ない

のですが、最近、この条文に基づいて、正社員と非正社員との賃金格差を違法と

判断する裁判例もいくつか出てきています。

ですから、もしあなたが有期雇用の「疑似パート」なのであれば、

労働契約法20条に基づいて、「私にも正社員と同じようにボーナスを支給してください」

と請求できる可能性がある、というわけなのです。

企業の理不尽に対してNoの声を上げよう!

少しでもおかしいと思うことがあれば司法書士にご相談ください!

こちらの記事もご参照ください。

正社員同様の「バイトリーダー」はボーナスを要求できるか?その2

正社員同様の「バイトリーダー」はボーナスを要求できるか?その1

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