退職時の和解書のサイン、ちょっと待った! 清算条項にご用心!

割増退職金の支給や有給休暇買取りなどの退職条件が合意される場合に、

「当該退職条件を除き、会社と労働者の間には一切の債権債務関係がないことを確認する」

という包括的清算条項を含む合意書に署名押印させられている場合があります。

退職後の残業代請求訴訟において、

この清算条項を根拠に、「未払い残業代請求権を放棄している」という抗弁主張を

会社がしてくることがあります。

賃金全額払いを定める、強行法規たる労働基準法24条1項を潜脱する許されない主張です。

…が、へっぽこな裁判官だとこういう主張を認めてしまうこともあります。

余計な争いを防ぐ、予防法務の姿勢を持ってください。

安易に、こういう条項がある和解書・合意書にはサインしないことです。

それか、清算条項に一言「本件に関し」を入れさせる等の方法があります。

(こうすれば、本件以外のことは清算していないことになる)

一度サインしてしまうと、それを覆すのは日本の裁判では大変難しいです。

何か疑義がありましたらサインしてしまう前に司法書士にご相談ください。

 

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