人を叩く風潮もほどほどにしておけ 今井絵理子参院議員のニュースを憲法で考えてみる

「人を叩く風潮もほどほどにしておけ
今井絵理子参院議員のニュースを憲法で考えてみる」

日本国憲法第13条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求
に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、
立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

いわゆる幸福追求権です。
これには当然、恋愛する自由も含まれます。

ここで問題は、橋本市議の「恋愛の自由」と、
離婚調停中とはいえ配偶者がまだいるわけで、
その配偶者が高橋市議に「貞操義務を求める自由」と、
いずれが優先するのかという議論になります。

ここから先は、個別の事案ごとに異なってくるので
これ以上の考察は情報がなさ過ぎてできません。

一般論としては、婚姻関係が完全に破綻しているのであれば、
「貞操義務を求める自由」よりも「恋愛の自由」を
優越させて然るべきでしょう。

でなければ、徒に離婚訴訟を引き延ばすことで
相手の人権を著しく制限できてしまいます。
(DV事案等で現に行われていることです)

理論的にも、貞操義務の法的根拠から考えて、
婚姻生活を継続させる意思がない者が
相手に貞操義務を求めるのは理由がないというべきです。

ですからこの問題について、今井議員や橋本市議を
非難する資格がある人がいるとすれば、
それは高橋市議の奥さんだけです。

外部の人間には婚姻関係の実情等がわからない以上、
仮に今井議員と橋本市議が深い関係であったとしても、
それが不法行為なのかどうかわかりません。

そして、いくら政治家とはいえ
家庭の事情を詳らかにする必要はないと解すべきで、
政治家の資質は政治的な業績で判断すべきです。

そういうわけですから、
まるで今井議員や橋本市議が
さも悪いことをしたかのように報じて扱う風潮は、
私はおかしいと思います。

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