「終活のすすめ」
今日は、町田市内の自治会主催の講演会で、
遺言・相続を中心とした終活について語ってきます!
司法書士と弁護士の違いや予防法務の重要性についても
説いてくるつもりです!
…まあ、本当はそういうことはいちいち私が話すのではなく
教科書に書いておいて学校教育で扱ってほしいのですが、
日本は法教育後進国だから仕方ありません。
では、今日を記念して問題です。
問題
遺産分割調停事件の多くは、遺産が1億円を超える、
いわゆる「お金持ち」の人の相続において起きている。
○か×か?
正解は…これだー!
「×」
なんと、裁判所に持ち込まれる遺産分割事件の75%は、
遺産の価格が5000万円以下です。
しかも、約3分の1が1000万円以下です。
「金持ち喧嘩せず」
とはよくいったもの。
遺産分割による骨肉の争いは、
普通の家庭でこそ起こるのです。
ある日、それまで仲良かった兄弟姉妹(に限りませんが)が
骨肉の争いを繰り広げ罵り合うのです。
私ですら見ていて切なくなるので、
亡くなった被相続人は天国で何を想っているでしょうか。
兄妹・姉妹の仲が今から険悪だというのであれば別論、
そうでない多くの方々にとって、遺産をめぐる骨肉の争いなんてものは、
ドラマの中の話か一部の金持ちの話であって、
私の人生には関係ない、というのが本心だと思います。
しかし、決してそんなことはありません。
何の対策もしないと、これを読んで「まさか」と思っているあなたも、
何年か後に骨肉の争いをしているかもしれません。
いえ、その可能性はかなりあります。
遺産分割事件は年間で約15000件。
20年前に比べて倍増しています。
さらに、相続関係による裁判所への相談件数は、
約20万件弱にもなっています。
この数字は、人が亡くなると
2割弱くらいの割合で何らかの相談がなされているということです。
つまり、何の「終活」もしないでいると、
この記事をお読みのあなたも、
裁判所で骨肉の争いを繰り広げることになる可能性は
かなり高いのです。
じゃあ何をすればいいのかって?
司法書士・終活カウンセラー栗原庸介に
まずはご相談ください!
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