日本の赤ちゃんを取り巻く現実

突然ですが、我が国の赤ちゃんの死亡日について統計を取ると、
生後1か月以内に亡くなった赤ちゃんのうち、
なんと85%が生後0日、つまり生まれたその日に亡くなっています。
また、0歳で亡くなった赤ちゃんのうち、
52%が生後0か月、30日以内に亡くなっています。
※上記いずれも、「心中」による死を除きます。
上記の原因の大半は、望まない妊娠・予期せぬ妊娠によるものです。
多くの命が、誕生から間もない間に失われています…。
わが国には、赤ちゃんのための「乳児院」から、
義務教育を修了した児童向けの「自立支援ホーム」まで、
実に様々な施設が存在します。
保護者のいない子、虐待されている子などを養護することが目的です。
対象児童数は、約4万7千人。
乳児院には、毎年約3000人もの赤ちゃんが入所しています。
そのうち大半の子は、結果として18歳まで施設にいるのが現状です。
ここではっきり申し上げておきたいことがあります。
こんな大規模に施設で赤ちゃんを預かっている国は世界で日本くらいしかありません。
わが国では、子を虐待しようが施設に預けて何年も面会に行かなかろうが、
親権が剥奪されることなく親でい続けることができる仕組みになっています。
アメリカでは、1年間1度も面会に行かないと
親権が剥奪されるルールが運用されています。
これが世界の潮流です。
昔に比べれば法律も裁判所も、子の福祉を重視する流れになってきてはいますが、
諸外国に比べれば、改正民法であってもまだまだまったく不十分です。
心理学上も、赤ちゃんにとっては特に、
特定の大人との強い結びつきによる愛着形成が極めて重要とされています。
施設で3000人預かるというやり方は、
生きながらえるために最低限必要なことはできたとしても、
子の人格形成の観点から大いに問題があると言わざるを得ません。
※施設関係者を批判する意図ではありません。
多大なるご尽力に心から敬意を表します。
アフリカのウガンダは2014年、国連による勧告を受け入れる形で、
一切の乳児院の廃止に踏み切りました。
世界のほとんどの国で乳児院は廃止、ないしごく限定的な運用がされています。
日本がいかに特殊なことをしているかが
ご理解いただけるかと存じます。
その一方で、我が国は、不妊治療にかけている予算が世界でも断トツトップクラスです。
つまり、心から望んでも子が持てない方が多くいらっしゃる一方で、
多くの子が出生直後に死に追いやられたり施設に入れられたりしているのが現実です。
こうしてブログを書いている、今この瞬間も。
では、こうしたミスマッチを解消できる何かいい方法はないのでしょうか?
また、世界ではどうして乳児院を廃止することができるのでしょうか?
…民法の知識を駆使して考えてみてください。
まあ、前回書いてしまいましたけどね。

出生数が初の100万人割れ、98万人

Facebookをおやりの方、よろしければ「いいね!」のクリックをお願いします!)

Twitterをおやりの方、Follow me please!  Twitter内で@kuririn12283で検索!)

——————————————————————————————————————-
・ご意見・ご感想・お仕事のご依頼はこちら!
法律相談・訴訟・調停・セミナー・講演・執筆・家庭教師、など何でも承ります!
お気軽にメールください。
kuririn1228@hotmail.co.jp
——————————————————————————————————————–