本試験分析会のお礼と補足 その4

「本試験分析会のお礼と補足 その4」

★今年の試験問題に対する所感

私は、非常に良い問題であったと思います。

…択一については
・個数問題が激減
・登記簿読み取り問題の消滅
・全体に各肢の文章量が減少傾向?
(ちゃんとは検証していません)
・司法書士業界の動向、実務上の重要論点を踏まえた出題分野
(後見分野から午前・午後合わせて3題も出題、
信託の登記も丸々1題出題。)
・全員正解扱いや複数解答を要するような出題ミスなし
(ちょっとあやしい肢はありましたが…)

不動産登記法の記述式についても、
時間のない中、意味なく同じことを何度も書かせるという
点は改善の余地があるものの、

テーマ設定としてはおもしろかったし、
情報の与え方も不意打ち的でなくフェアなものだったと思います。

登記原因証明情報を作文させる問題は良問なので、
個人的には毎年定番にすべきだと思います。

まあ、第2欄は丸ごとカットするか、
1つだけ申請書書かせてあとは「原因」だけ列挙させるとか、
全部「変更」じゃなくて弁済したとか債権譲渡したとかにするとか、
何か工夫はできたでしょうね…。

不動産登記法の記述式が実務的で凝った出題であった分、
商業登記法の記述式は、予備校的であっさりした出題でした。

これが意図的にそうしたのか、
たまたまそうなったのかはわかりませんが、
結果的には良かったと思います。

「この男、司法書士。」
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