優先順位をつけましょう & 借金苦の定理

続きです。

テイラー展開の2次近似式
を用いると、債務整理のときに役立つある法則が出てきます。

※テイラー展開って何?という方はこちら。

テイラー展開

★借金苦の定理
(借りる年数) × (利率) = 0.7を満たすとき、
全体の返済額は概ね2倍となる。

具体例:
住宅ローン2%で35年間返済で概ね2倍。
金利10%のカードローンを返済に7年かければ概ね2倍。
35%の違法金利で2年借りれば概ね2倍。(過払い金請求しましょう)

さて、本稿で本当に言いたいことは次です。
勉強には、いや、もっと言えば人生には、優先順位をつけてください。

あなたを取り巻くある要素が、右辺のどの辺りにくるのかを考えましょう。
大事なものから順に並べていくのです。

例えば、勉強して来年の資格試験で絶対に合格すること。

これを最優先、1次の項にするとします。

では、働いて当面の収入を得ること。これはどうでしょうか。
状況によって、同じ優先順位、1次の項だという方もいれば、
貯金を切り崩せば何とかなるから3次の項くらい、
親に借りようと思えば借りられるけどできれば借りたくないから2次の項…
とかいろいろあるでしょう。

このように、あらゆる要素を考えてみてください。

で、1.0007の15乗を計算するときのように、
今必要な数の項だけであなたの人生を近似しちゃいましょう。

1次の項だけ残せばいいのか。
いや、乱暴だから2次の項までは残すか。
いやいや、慎重に3次の項まで残すか…。

こうすることで、混沌としたあなたを取り巻く要素を整理して、
必要なことに専念することができるのです。

いかがでしょうか。ただ私が「物事には優先順位をつけろ」
というよりも、テイラー展開をわかっているほうが、中身を深く理解できたと思います。

これが数学的思考です。

参考文献:マンガでわかる微分積分(オーム社)