本試験分析会のお礼と補足 その10

「本試験分析会のお礼と補足 その10」

★2肢で解くことにこだわり過ぎない

私は「この男、司法書士。」の中で、特に時間のない午後は、…
全肢検討せず2肢だけで解きなさい、
という趣旨のことを書いています。

しかしこれは、理想論を述べただけです。
あまりこだわり過ぎないようにしてください。

例えば前回取り上げた午後問28。

確かに、いきなりア×、ウ×を判断できれば2肢で解けます。

しかし運悪くウ×、オ×と判断した場合、
これだけでは正解を1つに絞れません。
4番と判断するためには、結局はア×の検討が必要です。

更に言えば、検討した肢が必ず答えがわかるとは限りません。
むしろ、正誤の判断ができずわからない、
と判断すべき肢も多く存在します。
本問のイ〇やエ〇も、ほとんどの方にとって
簡単に判断できるものではなかったと思います。

ということは本問は、
全肢検討する結果となったとしても仕方なかったわけです。

2肢で解けるのは、たまたまア×とウ×から検討した人に限られます。
どの肢から検討するかは、実力ではなくて単なる運です。

ですから、あまり
「絶対に2肢だけで解かなきゃいけない」
とこだわり過ぎることはむしろマイナスです。

「2肢で解けたらラッキー」
くらいに考えておいてください。
確実に2肢で解けるのは、5肢すべてが基礎レベルという
サービス問題に限られます。

「この男、司法書士。」
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