もろともに 頭を使え 法律家 その2

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にもかかわらず、例えば、孝行息子と放蕩息子がいて、
たとえ親が全財産を孝行息子に継がせたいと思っても、
4分の1は放蕩息子が後から請求できてしまうのです。
(大雑把に言って、遺留分は法定相続分の2分の1とお考えください。)

じゃあ生前に贈与しておけばどうか。

…たんまり贈与税が取られます。

しかも、そこまでして孝行息子に贈与しても、
詳しい説明は省きますが「持ち戻し」という計算法により
結局は放蕩息子は親の死後に同じ分だけ請求できてしまいます。

結局民法の規定では、現実的に取り得る手段としては、
孝行息子に全財産を継がせる方法はありません。

(放蕩息子を相続人から廃除する規定を使えばできなくもない
のですが、極めて難しいのでここでは割愛します)

個人の財産処分権を不当に制限する遺留分規定は、
憲法13条及び29条に違反しているのではないでしょうか。

(つづく…)

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