司法書士はプロボノ活動にも積極的に取り組んでいます! その7 地域の健康も司る司法書士

ある認知症高齢者の一人暮らしの事例です。

「マンションに20年ほど住んでいる70代女性。
10年前にご主人に先立たれてから発症。
子どもも親戚もおらず、一人暮らし。
お金の管理ができなくなってきて、家賃を滞納。
年金手帳紛失、探すことも、再発行の手続きもできない。
銀行口座も、暗証番号を忘れてしまった。
お金を一切おろせない。
既に、半年分の家賃を滞納している。」

こんな状態で悪徳業者に狙われたら目も当てられない事態になる。
そうでなくとも、生活が完全に破綻してしまっている。

一刻も早く成年後見人をつけて、後見人が施設と契約しなければならない事例である。

さてここでぜひとも意識しておきたいことがある。
例えば身体障害であれば、杖や車いす等の道具の充実によりある程度
自身での対応が可能である。
しかし、認知症の場合は「杖」の使い方を覚えて上手に使うということ自体に
困難をきたしてしまう。
そのため、認知症の方の支援・援助には、認知症という症状を理解し
さりげなく手を差し伸べられる、言わば「人間杖」が必要、ということになる。

認知症の方を支援・援助できるのは「人」だけ、ということだ。

だから、地域が一丸となって、
・認知機能の低下について理解を深め、認知症の予防について取り組む。
・高齢になっても、認知症になっても暮らし続けることができる
優しい地域を目指す

ということに真剣に取り組むべきなのである。
「物のバリアフリー」だけでなく、「心のバリアフリー」へ。

我々司法書士は成年後見を中核業務とする職能集団であるから、
財産管理という側面における「人間杖」として、
地域の健康に寄与していくのだという自覚が大切であると感じました。

主催者である保健師の先生より、
「毎回司法書士の方に参加いただけることも地域の健康につながる」という趣旨の
お褒めの言葉をいただくことができました。

地域に司法書士が自ら出向いていき、このような会に毎回司法書士が参加し、
地域の方の声を直接聴いて関係を築くこと、高齢者の方の本音に耳を傾けることは
非常に重要であると感じます。「継続は力なり」です。
「話を聴いてもらえることが何よりの特効薬」という参加者の弁がありました。

嬉しかったです。

司法書士はプロボノ活動にも積極的に取り組んでいます! その6 地域の健康も司る司法書士

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