「又は」と「若しくは」の使い分け

どちらも英語でいう”or”の意味であることに変わりはないのですが、

「若しくは」の方が、細かいくくりになります。

「AorB」というくくりがあるとして、Aの内容が、「A1orA2」だとします。

このとき、「A1orA2orB」では、そのくくりが分からないですよね。

そこで、大きなくくりを「又は」、小さなくくりを「若しくは」で表すことにしています。

上の場合では「A1若しくはA2又はB」となります。

「りんご若しくはいちご又はきゅうり若しくはナス若しくはピーマン」

みたいな感じです。

果物、野菜という小グループ内は「若しくは」でつなぎ、

異なるグループを「又は」でつなぎます。

…余計わからなくなりましたか?

今風に言えば、「ペン又はパイナップル若しくはアップル」ですよ。

…条文の具体例で説明しましょう。

わかりやすい例でいうと、殺人罪(刑法199条)の刑は、

「死刑又は無期若しくは五年以上の懲役」と書かれています。

これは、「死刑又は懲役」という大きなくくりがあり、

懲役の中に、「無期若しくは五年以上(つまり有期)」というくくりがあるわけです。

無期も5年以上も、「懲役」という同じ小グループ内ですから「若しくは」でつなぎ、

それと異なるグループである「死刑」とを「又は」でつなぐわけです。

…わかりましたね?では、今一度民法736条を読んで、

結局誰と誰が結婚できないのかを考えてみてください。

http://kuririn.info/women/no-marry-6/

 

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